2018年10月29日

不登校の要因で最も多いのは本当にこれですか?〜家庭に責任ありきで本質を見極めようとしなければ不登校の子どもは減らない〜

街路樹の葉も日ごとに赤や黄色に彩りをましてくる季節となりました。
みなさんお元気にお過ごしでしょうか。
なかなか更新できなくてすみませんm(__)m


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文部科学省の発表によると、昨年度の不登校の子どもの数は5年連続で増加し、過去最多を更新しました。

少子化で子どもの数は減っているのに、不登校もいじめも増え続けているって…。


このような記事を読みました。
NHKのニュースサイト、NHK NEWS WEBです。


小中学校の不登校 昨年度14万人超で過去最多 文科省調査


不登校の要因をみると、
最も多かったのが本人の無気力でその背景には家庭に関わる問題があるというものでした。


これを読んだ私…。
率直にイラッときました。

誰に調査をしてこういう結果が出たのでしょうか。

学校関係者だけでなく、不登校の当事者である子ども、その保護者の全ての人たちを対象者として、ちゃんと調査をした結果が本当にこれなのでしょうか。

私は疑問に感じています。


本人の無気力。
その背景には家庭に関わる問題。

もちろん、様々な家庭があり、それぞれに事情を抱えているので、不登校の要因が家庭にあるといえる子どもは確実にいます。

しかし、そういう子どもだけではなく、不登校の要因が学校にあり教員にあるといえる子どももまた確実にいることを私は実感しています。


また、のくちゃんのようなHSC気質の子どもが不登校になっている現状が多くあります。

発達検査を受けても発達障害の診断がつかず、特に大きな凸凹もありません。
真面目で礼儀正しく生活態度は良好。
友達とのトラブルはなく、いじめられているわけでも嫌われているわけでもなく、勉強においても特に問題はありません。

先生から見れば優等生そのもの。
なので、特別支援の対象ではありません。
困っているようには見えません。
それなのに不登校になってしまう現状があるのです。
なんでこの子が不登校?と思われるケースはとても多いです。

でも、このような子供たちこそ困っているのです。
苦しい思いをしているのです。

学校で様々な刺激を受けすぎてエネルギーを消耗し疲弊しているのです。


繊細で傷つきやすいとか、緊張や不安が強いとか、そういう気質の子ということを親が先生に詳細に話して理解と配慮をお願いしたとしても、
「我慢させたらいい、もっと厳しくしたらいい」と、子どもが生まれ持っている本来は良さである繊細さを根性論で治そうと急かされます。

治すという意識が先生になかったとしても、結果的にそういう方向に持っていかれてしまいがちです。

真面目なので頑張り続けますが、限界の限界を越えて不登校になり、様々な身体症状で年単位で苦しんでいる子どもが確実にいるのです。


決して少ない人数ではありません。
むしろ家庭が要因という子どもよりも、学校や教員が要因、HSC気質が要因ともいえる子どもの方がずっと多いのではないかと言える昨今の不登校の現状があると私は思っています。

加えていえば、何が要因と決められることではなく、複合的な要因や背景が絡み合って不登校になっている子どもも多くいるのではないでしょうか。


今回の記事については文部科学省発表の内容に基づいて書かれていると思いますが、
不登校の確かな実状は伝えもせずに、不登校の要因の多くが子ども本人や家庭だけにあると言いきってしまうような報道や発信には、以前から私は懸念と憤りを感じています。

普通に学校に行っている、行っていた人たちから見れば、不登校は子ども本人の甘えで親の甘やかし。
学校の問題というより、適応できない子どもと適応させられない親の問題、家庭の問題という目でただでさえ見られてしまいがちです。

当事者でないとわからない心情があります。
無理解の不用意な発信で、不登校の子どもとその保護者をむやみに孤立させて追い詰めることがないようにと切に願います。


学校現場で何が起きているのか。
少子化の世の中で、なぜ不登校の子どもたちがこんなにも増え続けているのか。

義務教育で14万人を超える数の子どもたちが地域の学校に行けないっていう現状は、本当に深刻なことです。

学校教育の抜本的改革は待ったなしです。
不登校の要因を含めて正しい実状をちゃんと調査し公表して、的確な対応策を考え迅速に実行していってほしいと心から思います。


いつまでも家庭に責任ありきで不登校の本質を見極めようとしなければ、不登校の子どもは減らないと私は思います。

もちろん逆に、学校に責任ありきで訴え続けているだけでも良いわけではなくて。


学校と家庭とが敵対視するのではなく、お互いに歩み寄り知恵を出し合いながら、丁寧に話し合うことを継続していくことがやはり必要不可欠と私は思います。

すべては目の前の子どものために…。


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先週末に新幹線車内から撮影した富士山です。
雪化粧をした富士山は絶景ですね。


のくちゃんは元気にしています。

ご飯が食べられています。

よく眠れています。

ひとりで電車に乗って出かけられています。

ほどほどに勉強しています。

鉄道写真を始め、写真を撮ることを楽しんでいます。

よく喋ってよく笑っています。


無理をしないで休むことができるようになりました。

自分の気持ちや意見を主張できるようになりました。

自分のHSC気質を含めて、自分のことを客観視できるようになりました。


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将来の夢があります。

他人の役に立てる人になりたい。

子供たちか高齢者の方たちか。

どちらの職種に進むかはまだ迷っているので、これから時間をかけてゆっくり決めるそうです。

のくちゃんの意思選択に任せていれば大丈夫と思えている私がいます。


Today's favorite song
不器用にしか生きられなくても そんな君が僕は好きさ
だから泪こぼれ落ちても 明日は天気になぁれ
明日天気になぁれ(ゆず)


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posted by ままあるめりあ at 10:27| Comment(0) | 私の思い、考え、伝えたいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする