小学校入学前に発達検査をして、
「今の時点では発達障害などの診断名はつかないけど、グレーゾーンって言えるかもしれません。
特性からアスペルガーって感じもします」と言われていました。
それから発達障害、アスペルガーについて色々と調べました。
・話し方が大人びている
・コミュニケーションを取ることが苦手
・手足を使うことに不器用
・手順にこだわる
・規則を守ることが得意
・物事の理解は出来て、レベルがかなり高い場合もある
・文字や日付や記号などを覚えるのが得意である
アスペルガーの特徴に掲げられているこれらの事が、当時ののくちゃんに当てはまり、やっぱりアスペルガーなんだと感じる部分はありながらも、どうしても私は引っかかっているところがありました。
・相手の気持ちが分からない
・表情やしぐさから相手の気持ちを察することが苦手
同じくアスペルガーの特徴に掲げられている、ここのところです。
当時はまだ幼稚園児であったのくちゃんですが、それでも相手の気持ちがわかる子、わかりすぎる子くらいに私は感じていました。
なので、アスペルガーのようなアスペルガーじゃないような・・。
でもやっぱりアスペルガー?
これがグレーゾーンってことなのかなぁとか、そんなことを思った記憶があります。
昨年に日本初のHSC解説本が発売されてから、HSCの言葉や特性への理解もずいぶん広まってきているように私は感じています。
最近では発達障害と合わせてHSCについてもホームページに載せているサイトが、いくつか目に入るようになりました。
HSCカウンセラーなんていう方もいます。
でも発達障害に比べたら国内ではまだまだ知らない人がたくさんいる特性です。
HSCは発達障害、ADHDやアスペルガーに誤診されてしまうことも実は多いそうです。
発達障害の子供は、もちろん個人差はありますが、
コミュニケーションが苦手・その場の空気が読めないなどの特徴が目立つと言われています。
人の気持ちを読むことが、苦手なのです。
なので、対人関係や集団生活が上手くいかなかったりもします。
HSCの子供も集団生活が上手くいかなかったりがあります。
不登校の子供には、実はHSCのように敏感すぎる子供が結構いるようなことも言われています。
HSCは敏感なあまり、集団生活がしんどくなって上手くいかなくなってしまうのです。
・敏感で、人の気持ちを感じすぎるために、コミュニケーションが苦手。
・その場の空気を読み過ぎてしまうので、集団生活がしんどい。
・その場にいる、色々な人たちの気持ち・エネルギーを感じるので、疲れやすい。
・人の多いところが苦手。
感覚過敏などを含めて、発達障害と同じ症状にみえることが多いかもしれませんが、HSCは発達障害とは違うと考えられています。
・クラスの中が荒れていると、自分のことのように傷つき怖くなってしまう。
・先生が厳しすぎる指導をすると「そんなやり方はもういや」とばかりに、学校に行かなくなってしまう。
・お友達関係で、その友人たちが陰で悪口を言い合うのをみて、人と関わるのが怖くなってしまう。
のくちゃんもそうです。
HSCは発達検査などをして診断名がつくものではありません。
のくちゃんはHSCチェックリストで23項目中、なんと23個すべてに〇がつきました。
それから私は、のくちゃんがHSC(人一倍敏感な子)と捉えています。
HSCの子供は、敏感でとてもピュアで平和主義。
真っ直ぐで、争いを好まない繊細な子供だと言われています。
その繊細さを使い誤ってしまったり、どう使っていいかわからなかったりする場合も多いです。
子供本人も、そして親や学校の先生も・・。
HSC特性の正しい知識と理解、想像以上に多いと思われるHSCの子供への適切なサポートが広まっていくことを
私は願ってやみません。
微力ながら私もこのブログを通して発信して、これからも伝えていきたいと深く思います。
HSCの子供の子育ては、正直いろいろと大変なことも多いです。
すぐに親の気持ちも読み取るということは、良いことばかりじゃない。
それがしんどい時もあります。
こんなに繊細で、こんなんで世の中生きていけるのか?と思う時も数えきれないほどあって。
優しいけど心が弱いって思う時も数えきれないほどあって。
でもね、優しいけど弱い子じゃなくって、
実は優しくて強い子なんだなぁ〜って、いつからかのくちゃんを見て感じることが多くなっていました。
みんなと同じように普通に学校生活を過ごしてほしい。
普通の小学生のように、普通に元気いっぱい友達と遊んでほしい。
普通に。普通でいいから。普通に。
どうしたら普通に学校に行くようになるのか。
どうしたら普通にのくちゃんがなるのか。
そんなことを長く悩み続けていた日々は、私も、そしてのくちゃんも、本当にしんどく苦しい日々でした。
今も学校には行っていないのくちゃんなので、普通の小学生とは違うんだけど。
何だろう・・。親子でとても穏やかな気持ちで過ごせる時間が多くなりました。
普通に・・って考えないようになってから、私は楽になったのかもしれません。
そして私が楽になったら、のくちゃんも楽になっていったんだと思います。
親子それぞれに調子がいい日もあれば悪い日もある。
進んだと思ったら後戻りしちゃったり、気持ちの揺れがあったり、今も色々とありますけどね。
それでも、本当に穏やかな時間が増えました。
Today's favorite song
風やまない夜を超えて歩いてゆく
たった一度だけの人生を逃げないで
涙あふれ傷ついても
あなたのこころは死なない
愛の詩(今井美樹)
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ありがとうございます
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困りがあったとき、なんでも発達障害に当てはめるのは違うと思う
これも今だから言えることなんだけど(^_^;)
アスペルガーって言うか、今は自閉症スペクトグラムって言うべきなんだけど、ホントに伝わらない感凄い!
長男は狭間に近いかなり軽度みたいなんだけど、やっぱり空気は読めないし、相手の気持ちはわからないし、見通しは立たないし…
でも、何も感じないわけじゃないんだよね
そこを分かりたいし、わかってもらえるようになって欲しいなって思うよ
これから先、発達障害なのかHSCなのかを見極められるようになると良いよね
ケアやサポートの方法が変わってくると思うから、わかるだけで、一歩前進のきっかけになると思うの
わかったことを簡単に受容はできないだろうけど、訳がわからないまま苦しむより絶対良いと思う!
そうそう、このブログを読んで、わが子について知るキッカケを持てた人がいたよ〜
すっごく嬉しかったの!
「良かった!」って思った!
どんどん書いて〜(笑)
私も読みたいし、よろしく〜
ああっ、でも無理しないでよ(*^^*)
HSCや発達障害について、不登校について、物凄く特別なことじゃなくて、意外と身近なことなんだってことをたくさんの人に知ってもらえたらと思う
まずはそこからだよね
私も記事とブログを書かなきゃねw
ほんとまさにそう!
私もハルが1年の時、発達障害があるんやないん?と担任から言われて色々調べるけど、何か違うけど、発達障害はない!と思ってた。
結果検査はしてないけど、どんな結果が出てくるか想像つくしね。
人より敏感で繊細で…まさにHSCなんだよね〜。
もっとHSCが理解されていくといいのにね〜♪
考えています。
最近は周りの子とのちょっとした違いをすぐに
発達障害につなげる傾向にあるんじゃないかなぁと
思っています。 個性や性格の範疇でさえも。
じゃあ、いわゆる定型って一体何?と思って
みたりします。
次男もHSCだと思っています。
私も知識がなかった頃は「男の子なんだから」と
敏感さや繊細さを否定してきました。
次男も敏感さや繊細さを頑張って隠してきたように
思います。
小学校に入り敏感であるために、集団の空気、
教室の雰囲気が耐えられなくなってしまったのだと、
今ならば理解ができます。
この敏感さは成長や経験と共に和らいでくれると
いいなと思っています。
発達障害に加え、HSCのこともとくに教育関係者の方々
には知ってもらえたらいいなと思います。
医師でも自分の専門でなければ「発達障害」について、正しく理解できているとは思えません。
多くの学校の先生は『集団に適応出来ない子』という認識しかないように感じます。人手不足というのもあり、個別の対応は難しいのは分かりますが…
『集団に適応出来ない子』について、専門的知識を持ち指導できる先生は、まだまだ少ないですよね。
目の前にいる子どもの状況が何故起こっているのか、様々な方向からアセスメントしていくなかで、HSCにつなげて欲しいものです。
先日「発達障害の子は笑わないんでしょう、という先生がいる」という記事を見てビックリしました。
子どもに一番近くで接する学校の先生、もっとちゃんと見て欲しいなぁ(-_-;)
このブログを読んで、わが子について知るキッカケを持てた人がいたよ〜
←ありがとう!
でめきんちゃんを始め、Twitterでリツイートしてくれたフォロワーさんに感謝ですm(__)m
今回改めて感じたんだけど。
のくちゃんのように敏感さを抱えた子供、HSCの子供って想像以上に多いんだなって。
私もそうだったけど、そういう特性もわからないままにただ厳しく接してしまったり、疲弊してしまったりしているお母さんが多いんだなって。
でめきんちゃんが言われるように、HSCや発達障害、不登校って、物凄く特別なことじゃなくて、意外と身近なことなんだよね。
お互いにこれからも頑張って発信していこうね!
でめきんちゃん、記事もブログもまた楽しみにしています。
でめきんちゃん。ありがとう!
うなづきながら読んでくれてありがとう(^^)
私もはるままさんのブログ、いつもうなづきながら読んでいます(^^)
人より敏感で繊細で…まさにHSC。
これ、知ってよかったってホントにそう思うわ〜。
でもさ。同じHSCでもハルちゃんのように学校も毎日元気に行って、何でもよく出来て、リーダーでみんなをまとめて発表もしっかり出来る子供もいるし、のくちゃんのような子供もいるし(笑)
HSCでも色々なんだなって思う。
ほんとね〜。
もっともっとHSCの理解が広がっていくといいな。
一緒にブログ村のHSCカテゴリー、盛り上げていこう〜!(^^♪
はるままさん。ありがとう!
周りの子とのちょっとした違いをすぐに発達障害につなげる傾向にあるんじゃないかなぁと・・。
←これ、めっちゃわかるよ〜!!
そうなんだよね。個性や性格の範疇さえもなんだよね。
そして、「男の子なんだから」と敏感さや繊細さを否定してきたっていうところも、ホントによくわかる・・。
「男の子だから、こんなに繊細じゃダメなんだ!強くなければ」って思いが私はとても強かったなぁ。
だから空手も通わせたし。
「男の子なんだから!」ってのくちゃんにも言ってたし。
もっと早くHSCのことを知りたかったって感じています。
そうね。HSCのこと、学校の先生など教育関係者の方々にも知ってもらいたいね。
えだまめさんも一緒に、これからもHSCカテゴリーを盛り上げていこうね〜(^^)
えだまめさんのブログもいつもとても共感して更新楽しみにしています。
えだまめさん。ありがとう!
今日は時間が早かったね(笑)
多くの学校の先生は『集団に適応出来ない子』という認識しかないように感じます。
←うんうん。私もそう思います!
学校の先生、ホントに余裕がないことがビシバシ伝わってくるんだよね。
人手不足で色々とやることも多くて大変なのはわかるんだけど。
ちょっと余裕なさすぎが言動に出すぎちゃう!?って思うわ。
で、「発達障害の子は笑わないんでしょう、という先生がいる」って話なんだけど。
え〜〜〜っ!!\(◎o◎)/!マジですか!?
ほんとに私、ビックリして声をあげてしまいました。
すごいね・・。
残念ながら今の学校は、色んな面で正しい知識も理解もされていないで、日々子供たちに接している先生が、想像以上に多いのかもしれないね。
言い方悪いけど、昔と比べて先生のレベルが下がっていると思ってしまう。
どうしてこんな人が教師やっているの?って、怒りというか情けなく思えてしまう先生が意外にいたりするのよ。
ほんとに、もっとちゃんと見てほしいもんです!!
さくらさんもちゃんと寝てくださいっ!(笑)
息子さん元気にしてる?
もうちょっと寒いけど、身体に気をつけてね。
さくらさん。ありがとう!